法人向け保険商品 外航貨物海上保険

外航貨物海上保険は、国際間を輸送される
貨物を対象として、その輸送途上における
さまざまなリスクに備える保険です。

双日インシュアランスは総合商社「双日株式会社」の100%子会社として、長年にわたり外航貨物海上保険をはじめ、多様化する貿易業務の実態に応じて、さまざまなオーダーメイド型の保険設計に携わってきました。
その経験・ノウハウの蓄積に基づく提案力・サービス力は双日グループのみならず多くのお客様からのご支持をいただいております。

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貿易と外航貨物海上保険

世界各国との貿易を行なう上で、外航貨物海上保険は欠かすことのできない存在です。
言語や習慣、法律も異なる相手と取引を円滑に行なうために、国際商業会議所(ICC)は1936年に「インコタームズ」(Incoterms)という貿易取引に関するルールを定めました。

「インコタームズ」で頻繁に使用されるFOB条件、CFR条件、CIF条件における売買契約と外航貨物海上保険の関係は、以下のようになります。

売買条件 売主側の役割 買主側の役割
FOB 船積原価で売る
(本船と外航貨物海上保険の手配は不要)
本船と外航貨物海上保険を手配する
CFR 船積原価+運賃で売る
本船を手配する
(外航貨物海上保険の手配は不要)
外航貨物海上保険を手配する
CIF 船積原価+運賃+保険料で売る
本船と外航貨物海上保険を手配する
船積原価+運賃+保険料で買う
(本船と外航貨物海上保険の手配は不要)

上記をはじめ、「インコタームズ」で取り決めた売買契約条件に基づいて、売主または買主は運送人と運送契約を締結し、保険会社と保険契約を締結します。

輸出を例に、それぞれの売買契約条件に基づく双方の危険負担部分は以下のようになります。

危険負担部分